【血!? 情!?】豆の上で眠るを読んで考えた”家族”

家族

こんにちは、ななこです。

一昨日、ずっと本棚で眠っていた本をやっと読破しました。

湊かなえさんの「豆の上で眠る」

 

失踪し、帰って来た姉に違和感を感じる妹が主人公のお話しです。

 

”幼少期仲良くしていた”情”で繋がった姉と

失踪後帰って来たDNA鑑定で血縁関係を証明された姉

本物の姉は??”

 

という問いがあったとしたら、私は妹である主人公の判断が全てだと思います。

ご本人がそう感じるほう、若しくは”いない”のかも。

両親の離婚

ここで個人的な話しをします。

私の両親は、私が30のときに離婚しました。

 

30になっても、他の家より明らかに家族との情的な繋がりが薄い私でも、両親の離婚はとても悲しいことでした。

毎日のように父や母に電話しました。

その時の私は、食い違い過ぎる両方の言い分を両方とも”わかるなあ”と思いました。

実際そう言いました。

とんでもない”こうもり”だな、と思う反面これが血が繋がっているということかと思いました。

今は日本に帰ると父の家に泊まったり、母の家に泊まったりします。

すると、自分がどちら側の人間か改めて感じるのです。

私の場合、

生活スタイルは父。

外に出るときは母・・・等。

 

父は私が幼い頃から無口でした。

なのにつまらない冗談は言のです。

2000円の靴を10年履くような父。外で冷えたジュースを飲むのも勿体ないと思う父。

そんな父を母はケチな男だとずっと思っています。

母は祖母の浪費癖のことも、家業を手伝うほど赤字にしてしまうことも知りません。

小学校に上がる前から兄弟の中で一人家業を手伝い、”やっと終わった!”と外に飛び出すころには誰も居ないなんてことがあったことも知りません。

大変だからと、他の兄弟にも家業を手伝わせず一人で背負ったやさしさも頑固さも、母は知りません。

私の子供の頃

私は母の暖かさを知りませんでした。

手を引かれて歩いた記憶もありません。

褒められたこともほとんどありません。

人を褒めると顔をしかめられた、という記憶はあります。

中学生のとき、友達とショッピングに行って、買って来た服を見せると顔をしかめながら母を中心に兄弟とダメ出しをされました。家族中に文句を言われる中、助け舟を出してくれるのはいつでも祖母でした。

20代後半

20代後半になって、自分の幼い頃のアルバムを見ました。

赤ちゃんの私を嬉しそうに抱っこする祖父、祖母、父、母。

それを見たときに涙が止まりませんでした。

 

それほど普通と言うには違和感のある家だということでしょう。

両親の今

今は高齢になった父も母も基本”お前らの世話にはならん”という感じですが、良くして貰っています。 子供と色々なところに連れて行って貰いました。

幼い頃のわだかまりは消えません。

でも、父も母も幼い頃は私なんかよりももっと大変だったことも知っています。

自分達で考えられるだけの最善は尽くしてくれたようにも思います。

 

それでも現実は、みんなバラバラなのです。

 

結婚後

結婚すれば、私は夫からひどいモラハラを受けました。

今は住むところを提供し、生活費をくれるおじさんです。

まともな会話もできたことはありません。

新婚当初から、夫が交通事故に遭って乗っていた車を廃車にしたことすら、義兄嫁から聞くくらいです。

 

そう思うと私は本当に家族との縁が薄いと思うのです。

 

唯一手を繋ぎ、抱きしめることのできる息子は家族らしい家族です。

それでも彼にもやはり、私が父と母が離婚したときに感じた”両方わかる”部分があり、私と居るとちょっとした違和感やしんどさを感じる時が来るかもしれません。

その時は私のもとを離れてもいいんだよ、と言ってあります。

 

本当の家族は血か情か・・・

本当の家族は血か情かと悩む方は、実際家族と血でも情でも繋がっているのではないでしょうか。

私は年に1度韓国から日本に帰りますが、日本に居る時は夫を心配したり、会いたかったりさみしくなったりは一度もありません。

むしろ、美しいものを見たとき、美味しいものを食べたとき、となりにいちいち水を差してくる人が居ないことに安心しました。

 

離れたときに心配になったり、会いたくなったり、美しいものや美味しいものを共有したくなる人こそが私にとっての家族です。


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プロフィール
ななこ

 2009年結婚し韓国に移住
 2011年長男出産

 40代A型、しし座
 オリーブヤング愛好家
 
 街歩きと食べることが大好きです!
 1年のうち357日は食べたいと痩せたいの間で心が揺れています。
 主に韓国生活を通して、自分が体験したことを発信していきます!

 
 

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